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2024年3月の投稿一覧

高速AWGのDDSオプションは、最大20個の正弦波を生成

最大400 MHz、20の独立した正弦波を発生器チャネル毎に制御可能
スペクトラム社は、最高1.25 GS/sのサンプリングレートと最大400 MHzの帯域幅を持つ、多用途の16ビット任意波形発生器(AWG)に対応する新しいファームウェアオプションをリリースしました。この新しいオプションにより、ユーザーは、AWGカード毎に23のDDSコアを定義でき、それらをハードウェアの出力チャネルへ割り振ることができます。それぞれのDDSコア(正弦波)では、周波数、振幅、周波数スロープ、振幅スロープについてプログラム可能で、1秒間に1,000万回のDDSコマンドの処理ができます。この機能の活用例として、量子実験でよく使用されているAODおよびAOMを介してのレーザー制御が、大規模なデータ配列の計算を行わなくても、いくつかのシンプルなコマンドを使うだけで可能になることなどが挙げられます。DDS出力は、外部のトリガイベント、あるいは6.4 nsの分解能を持つ、プログラム可能なタイマーによって同期させることができます。

DDSオプションは、M4i.66xx PCIeカード、M4x.66xx PXIeモジュール、ポータブルなLXI/Ethernet DN2.66xユニット、およびマルチチャネルのデスクトップLXI/Ethernet DN6.66xx製品の全範囲に適用されます。

製品紹介映像をご覧いただけます(5分):

https://youtu.be/PoT0cReolRE

詳細説明(和文)

詳細説明(英文)

新機能の追加(AWGにDDS機能)に伴いリーフレットを改定しました

下記の機能追加に伴い、リーフレットを改定しました。

M4i.66xx-x8、M4x.66xx-x4、DN2.66xx、DN6.66xx 任意波形発生器(AWG)にDDS(Digital Data Synthesis)オプションを搭載可能になりました。DDSとは、単一の固定周波数基準クロックから任意の周期波形を生成する方法で、周波数を高速(1秒間に1,000万回のDDSのコマンドの処理が可能)に切替たり、微調整する必要がある信号生成アプリケーション(Quantum ComputingのQubitコントロールなど)に有用な機能です。

                 製品紹介リーフレット2024 rev1                                            製品カタログ2024(日本語要約版)rev1