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『お知らせ』カテゴリーの投稿一覧

スペクトラム社のデジタイザとAWGが次世代EPR分光計に採用

新しいEPR分光計の中心を担うスペクトラム社のデジタイザとAWG

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)のデジタイザと任意波形発生器(AWG)が、Bridge12社の次世代EPR分光計に採用されました。電子常磁性共鳴(EPR)分光法或いは電子スピン共鳴(ESR)分光法は、核磁気共鳴(NMR)分光法に似ていますが、陽子などの核子ではなく不対電子の性質を調査する方法です。化学、生物学、材料科学、物理学の分野で、金属錯体や有機ラジカルの電子構造を調査するために採用されています。従来、EPR分光法では、巨大な電磁石が必要とされていました。これは1トンを超えることもあったため、多くの場合、地下室に設置されていました。米国ボストン近郊のBridge12社が発表した次世代EPR分光計は、現行の機器の約半分のコストで、大きさと重量が10分の1であるため、建物のどの階にも設置できます。システムの中心を担うのは、パルスを発生させる任意波形発生器(AWG)と、戻ってくる信号を捕捉するデジタイザの2台のスペクトラム社製カードです。

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高速AWGのDDSオプションは、最大20個の正弦波を生成

最大400 MHz、20の独立した正弦波を発生器チャネル毎に制御可能
スペクトラム社は、最高1.25 GS/sのサンプリングレートと最大400 MHzの帯域幅を持つ、多用途の16ビット任意波形発生器(AWG)に対応する新しいファームウェアオプションをリリースしました。この新しいオプションにより、ユーザーは、AWGカード毎に23のDDSコアを定義でき、それらをハードウェアの出力チャネルへ割り振ることができます。それぞれのDDSコア(正弦波)では、周波数、振幅、周波数スロープ、振幅スロープについてプログラム可能で、1秒間に1,000万回のDDSコマンドの処理ができます。この機能の活用例として、量子実験でよく使用されているAODおよびAOMを介してのレーザー制御が、大規模なデータ配列の計算を行わなくても、いくつかのシンプルなコマンドを使うだけで可能になることなどが挙げられます。DDS出力は、外部のトリガイベント、あるいは6.4 nsの分解能を持つ、プログラム可能なタイマーによって同期させることができます。

DDSオプションは、M4i.66xx PCIeカード、M4x.66xx PXIeモジュール、ポータブルなLXI/Ethernet DN2.66xユニット、およびマルチチャネルのデスクトップLXI/Ethernet DN6.66xx製品の全範囲に適用されます。

製品紹介映像をご覧いただけます(5分):

https://youtu.be/PoT0cReolRE

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新機能の追加に伴いリーフレット及びハンドブックの改定しました

下記の機能追加に伴い、リーフレット及びハンドブックを改定しました。

M4i.66xx-x8、M4x.66xx-x4、DN2.66xx、DN6.66xx 任意波形発生器(AWG)にDDS(Digital Data Synthesis)オプションを搭載可能になりました。DDSとは、単一の固定周波数基準クロックから任意の周期波形を生成する方法で、周波数を高速(1秒間に1,000万回のDDSのコマンドの処理が可能)に切替たり、微調整する必要がある信号生成アプリケーション(Quantum ComputingのQubitコントロールなど)に有用な機能です。

                 製品紹介リーフレット2024 rev1                                            製品カタログ2024(日本語要約版)rev1

 ハンドブック, デジタイザとAWGの機能と応用 ver17

雷研究にスペクトラム社の8チャネルデジタイザシステムを採用

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)のADC(A/Dコンバータ)カードが、稲妻の生成の謎に迫る研究のためにデューク大学の科学者チームに採用されました。雷の稲妻が発生するメカニズムは複雑で、未だ完全には解き明かされていません。米国ノースカロライナ州のデューク大学では、カマー教授(Prof. Cummer)率いるチームがこの謎の解明に挑戦しています。稲妻は多くの場合、不透明な雲の中で発生するため、その中で何が起きているのかを見ることができません。しかし、稲妻が放つ閃光は、捕捉し観測が可能なUHF(極超短波)とVHF(超短波)の周波数帯の電波も発生させています。ここでの課題は、稲妻発生前と発生中の数秒間に膨大な量のデータを処理し記録しなければならないということです。デューク大学の科学者らは、この課題に対処するために、スペクトラム社のADCカードを採用しました。この研究の目的は、稲妻が生成される仕組みを理解し、その知識を活かして落雷の被害から建物を守ること、また気候変動が雷雨の発生件数の増減に関与しているかどうかを理解することにあります。  

 

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新機能の追加に伴いリーフレット及びハンドブックの改定しました

下記の機能追加に伴い、リーフレット及びハンドブックを改定しました。

・8ビットstreaming機能及び8台の同期接続機能(Star-Hub)のM5iデジタイザへの追加
・パルスジェネレータ(DPG)オプションのM2pデジタイザと任意波形発生器への追加
・パルスジェネレータ(DPG)オプションのM4i高速デジタイザと任意波形発生器への追加
・パルスジェネレータ(DPG)オプションのM5i超高速デジタイザ(最大10GS/s)への追加

                 製品紹介リーフレット2023 rev5                                            製品カタログ2023(日本語要約版)rev3

ハンドブック, オシロスコープとデジタイザはどう違う?ver20   ハンドブック, デジタイザとAWGの機能と応用 ver16

超高速デジタイザとAWGに デジタルパルスジェネレータのオプションを追加

刺激信号トリガ信号用として4つの独立したデジタルソースを提供

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)は、中速製品向けにデジタルパルスジェネレータ(DPG)オプションを導入した実績を基に、このたび超高速デジタイザ(最大10GS/s)と任意波形発生器にも同オプションを追加しました。これにより製品ライン全体で利用できるようになったこの低価格オプションは、3~4個の独立したデジタルソースを追加し、パルスおよびパルスストリームを発生させます。この新機能は、さまざまな自動テストや測定アプリケーションに最適です。たとえば、DPGオプションを200以上の製品に追加することにより、AI、ロボット工学、メカトロニクスを導入しているシステムの機械制御や実験制御、クローズドループテスト、あるいは電子回路、コンポーネント、センサの検査に必要な刺激信号、トリガ信号を発生することができます。

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スペクトラム社、最大16チャネルのGHz帯デジタイザシステムを実現

スペクトラム社、最大16チャネルのGHz帯デジタイザシステムを実現

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)はこの度、新しく、最高10 GS/sの超高速サンプリングスピードでマルチチャネルデータ収集システムを構築できるユーザーフレンドリーなオプションを提供します。この新たなオプションStar-Hubは、当社のPCIeデジタイザのフラッグシップモデル(M5i.33xxシリーズ)を最大8台まで接続可能です。個々のカード間でクロックとトリガ信号が共有され、全チャネルにおける位相遅延とタイミングスキューを最小限に抑えます。Star-Hubは、マルチチャネルシステム内の任意のM5iシリーズのカードの1枚にピギーバックモジュールを取り付けることによりインストールされます。高い精度でマッチングされ、シールド処理された同軸ケーブルを用い、そのボードは各モジュールにクロックを分配し、トリガイベントをシステムクロックと正確に同期させます。

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デジタイザでサンプリングレート10GS/sの連続データストリーミングが可能に

6時間以上に及ぶデータの保存と連続した信号処理をCOTS(市販の既製品)で実現

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)はこの度、データ収集分野に新たなスタンダードを確立すべく、同社の主力デジタイザカード「M5i.33xx」シリーズに新しいストリーミングモードを追加しました。このモードが加わったことにより、これら超高速ADC(A/Dコンバータ)カードは、最大サンプリングレート10GS/sで連続的にデータを取得、ストリーミング、解析することが可能になります。また、この新機能により、エンドレスな信号処理が可能なGPUや、何時間でも記録し続けられるストリーミングシステムを構築するためのSSDアレイなど、COTS(市販の既製品)のPCテクノロジーと同シリーズデジタイザを併用できるようになります。

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2023.09.20

Spectrumアプリケーションリーフレット2023を更新しました

Spectrumアプリケーションリーフレット2023_rev2 に、LIDARとM5i.33xx-x16の新しいアプリケーション
(レーダパルス、通信用直交変、DDR2)を追加しました。

 

 

新しいデジタイザカードは4.7GHz信号の取得と分析を実現します

スペクトラム社の新しいフラグシップモデルは、10GS/sサンプリングレート、12ビット分解能、4.7GHz帯域幅、12.8GB/sデータストリーミング速度を合わせ持ちます。

デジタイザなど計測機器のメーカであるスペクトラム・インスツルメンテ-ション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)は、フラグシップモデルである高速PCIeデジタイザM5iシリーズに、−3dB減衰で最大4.7GHz、−5dB減衰でも5GHzという超広帯域幅を持つ2種類の新しいモデルを追加しました。新しいモデルは、シングルチャネルのM5i.3360と、デュアルチャネルのM5i.3367です。各カードはともに、12ビット垂直分解能で最大10GS/sのサンプリングを実現でき、特にGHz帯の信号を正確に取得・解析できるよう設計されています。広帯域幅に高速サンプリング性能を組み合わせたことにより、DCからナイキストリミット(サンプリング周波数の1/2、最大5GHz)までの任意の信号の周波数成分を解析することができ、非常に高速な信号を扱うレーザーシステム、半導体テスト、分光分析、反射率測定、その他さまざまな高周波アプリケーションに最適です。

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