10 GS/sの出力レート、16 bit分解能の新型AWGを発表
広帯域信号生成向けEthernet制御可能な超高速AWG
デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ/以下、スペクトラム社)は、16 bit分解能且つ最大10 GS/sの出力レートを実現する、generatorNETBOX DN2.63xシリーズの新しい任意波形発生器(AWG)4モデルを発表しました。Ethernetを経由して簡単に制御できるDN2.63xシリーズは、デスクトップやノートPC、さらには企業内ネットワークに直接接続することができます。これらの任意波形発生器は、自動化システム及びリモートテスト向けに設計されており、DCから2.5 GHzまでの広帯域信号生成に最適です。
製品紹介動画をご覧いただけます(4分):https://youtu.be/2DCQbx99BIo
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スペクトラム社のデジタイザカードをイルカの発するソナークリック音のマウスクリックへの変換に応用
イルカが水中スクリーン上のマウスカーソルを動かすことで意思を伝達
イルカのソナー行動で発するクリック音を拾うプロジェクトにスペクトラム社のデジタイザカードが使用されていることを発表しました。イルカは驚くほど正確な反響定位能力を持ち、獲物を探す際に海中の狭い領域に意識を集中させることができます。フロリダ州キーズにあるDolphin Research Center(DRC)では、15個の水中マイクアレイを使用してイルカがソナーとして発するクリック音を拾うプロジェクトを進めています。信号は、スペクトラム社の16チャンネルデジタイザシステムで捉え、カスタムAIプログラムによって処理されます。さまざまな信号から、イルカがソナーを通じて焦点を当てている位置を特定することができます。2025年末には、このシステムを使って、イルカが水中スクリーン上のカーソルを操作できるようにする第二段階に進む予定です。第二段階では、イルカがカーソルを動かし、その結果を視覚的に確認できるようになります。


Ethernet接続で容易に制御可能な新しい超高速GHz帯デジタイザを発表
サンプリングレート最大10 GS/s、帯域幅最大4.7 GHzのデジタイザの新製品7モデル
デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ/以下、スペクトラム社)は、GHz帯で信号の自動収集、解析をこれまで以上に容易に行うことのできるデジタイザの新製品7モデルを発表しました。DN2.33xシリーズは、Ethernet/LXIケーブルを使用し、デスクトップやノートPC、さらには企業内のネットワークに直接接続することができます。また、小型、軽量のモバイル設計で、ほぼどこにでも持ち運ぶことができます。サンプリングレート3.2〜10 GS/s、垂直分解能12 bit、帯域幅1〜4.7 GHzの最新ADCテクノロジで電子信号を収集する7種類のモデルを揃え、研究者やエンジニアの様々な用途に応える最適なソリューションを提供します。
製品紹介映像をご覧いただけます (4分):https://youtu.be/01gtR_RjBds
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義肢を動作させるために使用される量子センサ
非常に小さく高速な神経信号の検知に使用されるスペクトラム社のデジタイザとAWG
スペクトラム・インスツルメンテーション社(以下、スペクトラム社)は、ドイツの学際的コンソーシアムであるQHMIが、義肢に使用する特定用途向け集積回路(ASIC)と光集積回路(PIC)の設計に超高速デジタイザ(M5i.3357)と任意波形発生器(M4x.6631)を活用していることを発表しました。
義肢装具を制御するためには、体の電気信号を検知する必要があります。現在では、体内に電極を埋め込む方法が最も一般的ですが、侵襲的であることに加え、電極が劣化したり位置がずれたりするリスクがあります。ドイツのStuttgartを拠点とするQHMIコンソーシアムは現在、量子センサを使用して、超高感度の量子磁力計を体の表面に装着し、皮膚の上から非常に小さく高速な神経信号を測定するという、これまでとはまったく違ったアプローチで開発を進めています。現段階では、科学者たちは、スペクトラム社の超高速デジタイザ(M5i.3357)と任意波形発生器(M4x.6631)を使用して信号の特性評価を行い、最終的に必要な特定用途向け集積回路(ASIC)と光集積回路(PIC)を設計しています。
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