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スペクトラム社がPCIeインタフェースAWGカードのフラッグシップシリーズを発表

1チャンネルあたり50トーンのDDS信号発生器

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ/以下、スペクトラム社)は、96xxシリーズDDS信号発生器ファミリーを発売し、同社の製品群に新しい製品カテゴリーを形成します。この新しいDDS信号発生器は、1つの出力チャンネルに最大50個の正弦波キャリアを提供します。この機能により、エンジニアや科学者は、マルチトーンの正弦波信号を生成し、かつ個別に制御できる新たな選択肢を利用できるようになります。DDSとは「ダイレクトデジタル合成(Direct Digital Synthesis)」の略称で、純度の高い信号(一般的に正弦波コア、キャリアあるいはトーンとも呼ばれる)を生成する強力な手法です。この技術の特徴は、出力周波数の超高速な切り替えと精密な周波数分解能です。本製品シリーズにより、最大200MHzという広範囲の動作周波数をカバーする複数のトーンの生成が可能で、生物医学、通信、半導体、量子科学などの業界における、要求の厳しいアプリケーションに適した、唯一無二の機敏性を備えた信号源となります。製品紹介動画をご覧いただけます(5分)


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スペクトラム社の超高速デジタイザが最大規模の国際プロジェクトにおけるニュートリノの識別に導入

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ/以下、スペクトラム社)は、世界最大規模の液体ニュートリノ検出器であるJUNOが、スペクトラム社のADCカードを採用したことを発表しました。最近まで、ニュートリノ粒子には質量がないと考えられていましたが、今日では、非常に小さな質量を持ち、相互に切り替わることのできる3種類の「flavors」が存在するという理論が確立されています。「幽霊粒子」と呼ばれることもあるニュートリノは、通常、一般的な物質の大半を妨害も検出もされることなく透過するため、研究が非常に困難です。そのため、ニュートリノを捉えるためには、特殊な検出器を構築する必要があります。最新の検出器「JUNO」は、中国の江門市にある地下750メートルに設置されており、17カ国から集まった74の大学や国立研究所に所属する科学者730名の力を結集した4億ユーロ規模のプロジェクトにより実現されました。この検出器の核となる液体シンチレータを開発するために、スペクトラム社の超高速デジタイザカードが使用されています。
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M5iデジタイザに3つのストリーミング速度を選択できるモードを追加、主にラップトップPCと接続できるドッキングステーションの紹介、アプリケーション例の追加

M5iデジタイザ「のストリーミング速度を選択できる3 つの動作モードを下記に示します。

https://www.imt-elk.com/degi_cat/pcie

標準モード: 最大ストリーミング速度 1 x 6.4 GS/s または 2 x 3.2 GS/s。収集した12ビットデータを2バイトデータとして格納。
8 ビットモード: 最大ストリーミング速度 1 x 10.0 GS/s または 2 x 5.0 GS/s。収集した12ビットデータを8ビット (1バイト)データとして格納。
12 ビットパックモード: 最大ストリーミング速度は 1 x 8.0 GS/s または 2 x 4.0 GS/s。各々収集した12ビットを3 バイトデータとして構成し、格納。この 3バイトデータを構成するには、ソフトウェアによる変換が必要。このモードを使用するには、 M5iデジタイザが隣り合って挿入されている必要があります。

  

ラップトップPC用の小型拡張ボックス(ThunderboltⅢ或いはⅣインタフェース)を紹介しています。

https://www.imt-elk.com/expansion-unit

  

カタログ2024年版発行と上記追加情報、アプリケーション例(AWGのDDS機能関連)の追加に伴い

https://www.imt-elk.com/appexample/application-lists
https://www.imt-elk.com/appexample/page/5
ホームページにその内容を追記し、下記リーフレットとハンドブックをrenewalしています。

  

Spectrumカタログ2024日本語要約版rev1.1
https://www.imt-elk.com/introduction/spectrum-catalog-2024-japanese-edition

ハンドブック, オシロスコープとデジタイザはどう違う?ver22
https://www.imt-elk.com/introduction/handbook-different-of-dso-and-digitizers

Spectrumアプリケーション2024_rev1
https://www.imt-elk.com/appexample/spectrum-application-leaflet-2024

2024.06.19

Spectrum Catalog 2024及び日本語要約版を発行しました

DDS(Direct Digital Synthesis)機能、DPG(Digital Pulse Generator)機能他を追加しています。

Kaiserslautern工科大学、スペクトラム社の新しいDDSファームウェアオプションで量子コンピュータ開発を加速

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ/以下、スペクトラム社)は、RPTU Kaiserslautern工科大学が同社の新しいDirect Digital Synthesis(DDS)ファームウェアオプションの使用により量子コンピュータ開発を加速させたことを発表しました。量子コンピュータを作る方法は数多くありますが、Rymax Oneの共同研究において、RPTU Kaiserslautern工科大学は、量子ビットとして機能する単一原子の配列を作るというアプローチを採用しています。この方法では、各原子を正確な位置に転送し保持することが課題となりますが、各原子にレーザを照射し、それをレーザビームの中心にトラップすることにより、光ピンセットとして効果的に機能させています。しかし、ビームの各動作を1つずつ制御するには、従来の方法では大量のプログラミング、及び膨大なデータが必要でした。今回、スペクトラム社の新しいDirect Digital Synthesis(DDS)ファームウェアオプションを使用することにより、時間のかかる大規模な配列計算を行う代わりに、開始と停止のパラメータを定義するいくつかの簡単なコマンドでレーザの位置を制御できるようになり、大幅に改善されました。

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2024.06.05

「メトリー」で紹介されました

当社の「高速デジタイザ」、「データレコーダ(NETBOX)」、「任意波形発生器(AWG)」が、研究者・エンジニア向け製品・メーカー情報比較サイト「メトリー」で紹介されました。
当社製品掲載の「高速デジタイザ」のページはこちら
当社製品掲載の「データレコーダ」のページはこちら
当社製品掲載の「任意波形発生機(AWG)」のページはこちら

  

メトリーについて
メトリーは「高速デジタイザ」、「データレコーダ」、「任意波形発生器」など幅広く様々な製品を紹介する研究者・エンジニア向け製品・メーカー情報比較サイトです。
エンジニアが製品やメーカーを比較、選定する際に役立つ情報を提示しています。

デジタイザ及び信号発生器用の高レベルなオブジェクト指向Pythonパッケージを提供開始

スペクトラム社は、同社の現行の全てのテストおよび測定機器で利用可能な、新しいオープンソースのPythonパッケージ「spcm」の提供を開始します。この新しいパッケージにより、5MS/sから10GS/sまでのサンプリングレートを提供する200機種以上の全測定機器のプログラミングが、より迅速かつ簡単になります。Pythonは、そのシンプルさ、汎用性、柔軟性ゆえに人気を博し、プログラミング開発サイクルを大幅に短縮するライブラリやフレームワーク(NumPyなど)の広範なコレクションを誇っています。新しいspcmパッケージは、スペクトラム社のデジタイザ、AWG、デジタルI/O製品向けに特別に設計された高レベルのオブジェクト指向プログラミング(OOP)インタフェースを提供することにより、Python言語を最大限に活用することができます。このパッケージには、完全なソースコードと詳細なプログラム例が多数含まれています。spcmはGitHub経由で入手可能で、MITライセンスに基づき無償で提供されます。

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スペクトラム社のデジタイザとAWGが次世代EPR分光計に採用

新しいEPR分光計の中心を担うスペクトラム社のデジタイザとAWG

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)のデジタイザと任意波形発生器(AWG)が、Bridge12社の次世代EPR分光計に採用されました。電子常磁性共鳴(EPR)分光法或いは電子スピン共鳴(ESR)分光法は、核磁気共鳴(NMR)分光法に似ていますが、陽子などの核子ではなく不対電子の性質を調査する方法です。化学、生物学、材料科学、物理学の分野で、金属錯体や有機ラジカルの電子構造を調査するために採用されています。従来、EPR分光法では、巨大な電磁石が必要とされていました。これは1トンを超えることもあったため、多くの場合、地下室に設置されていました。米国ボストン近郊のBridge12社が発表した次世代EPR分光計は、現行の機器の約半分のコストで、大きさと重量が10分の1であるため、建物のどの階にも設置できます。システムの中心を担うのは、パルスを発生させる任意波形発生器(AWG)と、戻ってくる信号を捕捉するデジタイザの2台のスペクトラム社製カードです。

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