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『お知らせ』カテゴリーの投稿一覧

スペクトラム社が、GPUを介した 連続デジタル・ダウンコンバート機能をデジタイザに追加

RF信号をベースバンドに変換するDDC処理機能の提供を開始
デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテ-ション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)は、外部GPUカードを使用して連続的なオンザフライ(リアルタイム)処理を可能にする低価格オプションを導入することで、同社製PCIeデジタイザカード全モデルでデジタル・ダウンコンバージョン(DDC)を実行できるようになったことを発表しました。DDCは、デジタルラジオ、レーダー、携帯電話、宇宙(衛星)通信など、さまざまな通信システムで広く使われている非常に有力な技術です。RF或いはマイクロ波信号にDDC処理を施し目的の信号周波数を含むベースバンド(基底帯域)にダウンコンバート(変換)することにより、計測結果のデータセットが大幅に削減されるだけでなく、信号品質と計測精度も向上します。スペクトラム社は、この新機能を実行可能なPCIeベースのデジタイザカード(サンプリングレートは5MS/秒から最大10GS/秒)を48種類提供しており、ユーザーは目的のアプリケーションに最適なモデルを選択できます。

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12ビットデジタイザのM5iシリーズに最高サンプリングレート10 GS/s、帯域3 GHzの2機種を追加

最先端のデジタイザシリーズを拡大
デジタイザなど計測機器のメーカであるスペクトラム・インスツルメンテ-ション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ/以下、スペクトラム社)は、同社の主力製品であるM5iシリーズの最新版として、ギガヘルツ帯域幅の信号収集・解析機能を強化した2つの新しいPCIeデジタイザカードを発表します。1チャネルおよび2チャネルの各モデルとも、最大10 GS/秒の超高速サンプリングレートと垂直分解能12ビットに加え、市場トップクラスの12.8 GB/秒データストリーミング(PCIeバス上)という驚異のスペックを実現します。この圧倒的なストリーミング速度の実現のため、カードには16レーンの第3世代PCIeテクノロジーが搭載されており、収集したデータを直接PCメモリに転送して保存、あるいはCPUやGPUに転送して個別にカスタマイズした信号処理や解析を行うことができます。さらに、3GHz以上の帯域幅を持つフロントエンド回路と、最大16GB(8Gサンプル)のオンボードメモリを搭載しており、今日、最も高度なギガヘルツ帯域の電子信号を扱うエンジニアや科学者にとって強力なツールとなることが期待できます。

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One Page Catalog2023

 

Spectrum Catalog 2023, One Page Catalog 2023が発行されました

Catalog 2023, One Page Catalog 2023が発行されました
デジタイザの新製品(M5iシリーズ拡充)を掲載したCatalog 2023とOne Page Catalog 2023が発売されました。

               Catalog 2023                                                           One Page Catalog2 023

高解像度デジタイザがダークマターの捕捉に貢献

スペクトラム社のPCカードにより、韓国の基礎科学研究院(IBS)での、ダークマターを証明する素粒子「アクシオン」の効率的な探索が可能に

デジタイザなど計測機器のメーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ/以下、スペクトラム社)の高速PCIeデジタイザが、韓国の基礎科学研究院(IBS)での最新かつ最先端の実験に採用されました。科学者たちは、銀河など宇宙の大規模構造の形成、進化、挙動を説明するために必要なダークマター(暗黒物質)の存在を予想していました。理論上、宇宙にはダークマターが通常の物質の最大5倍も存在することが示唆されています。ダークマターを実際に構成する物質は何かという疑問はまだ解明されていませんが、科学者たちは候補となる粒子をいくつも特定しています。その中でも特に有望なものが、電子の質量の10兆分の1しかないと言われるアクシオンです。韓国では、基礎科学研究院(IBS)に専門家チームを結成し、アクシオンの発見を目指して研究しています。

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スペクトラム社の記録破りのデジタイザが 高度なFPGAベースの平均化機能を提供

信号ノイズを低減し、分解能とダイナミクスを改善する強力なツールです。

高速M5iデジタイザカード(図1)が、オンボードの加算平均化を実行できる新しいファームウェアオプションを開発しました。平均化処理機能は、不要な信号ノイズを低減すると同時に、測定分解能、ダイナミックレンジ、および信号対雑音比(SNR)を改善するのに役立つツールです。この新しいオプションにより、M5iデジタイザは、高度なオンボードのフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)技術を利用して、平均化機能を実行することができます。これにより、独自の提案が可能になります。M5iシリーズのデジタイザは、12ビットの分解能で最大6.4GS/sの速度でリアルタイムサンプリングを提供し、取得したすべてのデータを記録破りの12.8GB/sでPCIeバスを介して直接ストリーミングすることができます。この卓越した機能は、新しいファームウェアオプションによってさらに強化され、取得した信号を毎秒1,500万イベントという驚異的な速度で平均化することができます。

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海洋環境模擬水槽での音波研究に高精度な計測が可能なスペクトラム社のPCIeカードを導入

スペクトラム社のデジタイザ とAWGが、新設の水中音響研究所に採用されました

デジタイザなど計測機器のメーカであるスペクトラム・インスツルメンテ-ション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ / 以下、スペクトラム社)は、米ユタ州にあるブリガムヤング大学(BYU)物理・天文学科の音響研究グループが、同大学の新しい水中音響研究所の主要実験装置にスペクトラム社製の最先端デジタイザと信号発生器を採用したことを発表しました。海洋環境のミニチュアを効果的に再現するこの施設は、水中の音波伝搬に関する研究を大きく飛躍させるものです。当施設では、さまざまな水の層における音波の挙動や、海底の岩、砂、泥など多様な地盤材料からの反響を調査するための実験が行われます。この縮小版の海で得た実験結果は、実世界の海洋に当てはめて検証できるようスケールアップする必要があるため、使用する計測機器には最高水準の精度が求められます。

 

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記録破りのデジタイザが次の変革をもたらす

スペクトラム社が最先端のデジタイザシリーズを拡

デジタイザなど計測機器を製造するスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ/以下、スペクトラム社)は、最新の16レーンPCIeインターフェース(Gen3)を採用した、コストパフォーマンスに優れたデジタイザファミリーに、新しいモデル(M5i.3321-x16)の追加を発表しました。

スペクトラム社が、世界に先駆けて16レーンPCIeインターフェース(Gen3)を採用したデジタイザは、大容量データを連続して送受信を行えるストリーミング処理を可能にし、世界的な反響を呼んでいます。このカードは、取得データを、バスを介して毎秒12.8GBという驚異的なスピードでストリーミング処理することが可能で、現在市販されている他のPCIeデジタイザの倍近い転送速度を誇ります。この度、スペクトラム社は、これまでのモデルに加え、費用対効果の高い、特にデュアルチャネルのアプリケーションを意識したモデルを発売しました。この新型モデルは、前モデルと同様の高速ストリーミング機能を維持しており、各チャネルは完全同期し、12ビット、最大3.2GS/秒のサンプリングが可能です。また、両チャネルとも最大サンプリングレートで動作中であっても、取得したデータが失われることはありません。この超高速バスを介することにより、全データを直接PCメモリに転送して保存、或いは、CPUおよびCUDAベースのGPUに転送して処理や解析を行うことが可能となります。

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次世代デジタイザカードは、転送速度の障壁を打ち破ります

12.8 GB /秒の大規模なデータストリーミングにより、6.4 GS / s,12ビット分解能のリアルタイム処理が可能になります。

2022年3月9日、ドイツのSpectrum社からリリースされた2種類の新しいPCIeデジタイザカードが、PCベースの機器に次世代のパフォーマンスをもたらします。 カードは、PCIe、16レーンGen 3テクノロジを使用して、取得したデータを12.8 GB / sという驚異的な速度でバス上にストリーミングできます。 これは、現在市場に出ている他のPCIeデジタイザのほぼ2倍の転送速度です。 さらに、カードを最大サンプリングレート6.4 GS / s、12ビット分解能で継続的に実行し、取得したデータをPCメモリに直接転送して保存、CPUやCUDAベースのGPUに転送して処理・分析ができます。

 

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スミソニアン研究所 星間物質調査のための画期的なマイクロ波分光計を作製

強力に改良された分光計心臓部にスペクトラム社製デジタイザカードを使用

デジタイザなど計測機器を製造するスペクトラム・インスツルメンテ-ション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ / 以下、スペクトラム社)が、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの研究グループがこの度、スペクトラム社製のデジタイザカードを用いた次世代分子分光計の開発に成功したことをお知らせします。マイクロ波分光計は分子構造の解明に非常に有効な装置で、絶対零度に近い極めて低い温度(1~5ケルビン)で動作します。分光計は通常、高い感度を得るには非常に狭い帯域で動作させる必要があり、帯域を広げると感度は低下しますが、スペクトラム社製のデジタイザを使用した、この分光計は高分解能と高感度の両方を実現し、従来の装置に比べて非常に高速でサンプルデータを収集することができます。

 

 

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マックスプランク研究所は、Spectrumのデジタイザカードを使用して、遠くの星の直径を測定します

超クリーンな信号処理とナノ秒のデータ精度により、世界最大のチェレンコフ望遠鏡の前例のない感度を実現しています。

カナリア諸島のラパルマ島にあるMAGIC望遠鏡は、高エネルギーのガンマ線を放出する宇宙物体、つまり超新星やブラックホールを観測するために作られました。天文学者はまた、双子の望遠鏡を使用して星の直径を測定し、そのライフサイクル全体のプロセスを調査します。星の角直径は非常に小さく、わずか数ミリ秒角であるため、これは地球に向かう望遠鏡にとって困難な作業です。これは、ニューヨークから見たエッフェル塔の上のコインのサイズです。世界最大の望遠鏡でさえ、それらを直接測定することはできません。代わりに、研究者は、数十メートルの距離にあるいくつかの望遠鏡からの光を組み合わせることによって、物体の光強度を記録します。これは、強度干渉法と呼ばれる手法です。ただし、信号は非常に弱いため、スプリアス信号やクロストークが発生すると信号が圧倒されます。デジタイザカードのいくつかのメーカーを評価した結果、Spectrum社のM4i.4450-x8デジタイザカードが選択されました。

 

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